韓国留学の1年はどんな一年?必要な費用から一年間の暮らしに韓国語の上達などをご紹介

韓国留学の1年はどんな一年?必要な費用から一年間の暮らしに韓国語の上達などをご紹介

1年以上の韓国留学は一体、現地の韓国や大学・学校でどんな生活を送るのでしょうか。滞在に必要なビザはどんなものがあり、どんな手続きをしないといけないのでしょうか。

韓国も日本と同じで四季があり、一年間韓国留学をするとなると、いろいろ生活に必要なものも増えてきます。また、そもそも一年も韓国にいるとなるとどれくらいの費用が掛かるのかも気になります。

そして、1年という長い期間ですので、どれくらい韓国語が上達するのか何かも気になりますよね。

そこで今回は、韓国留学を1年という切り口から、かかる費用、過ごし方、必要なビザなどの準備、韓国語の上達具合などを調べて見たいと思います。

韓国留学の1年はどんな一年?

韓国留学に行くとなると、やはりしっかり言葉を覚えるまでということで、1年間は行きたいなと思う人が多いようです。しかし、1年間海外に韓国留学するとなると何かと準備も必要ですし、お金もかかります。どんな生活になるのかも気になります。

1週間からという短い期間でも行くことが出来るということで、人気の韓国留学ですがやはり本格的に1年以上を目指していく人も多いです。

一年となると、滞在の為のビザの手続きが必要ですし、お金もやはり長期的にしっかり前もって準備しておくことが重要になってきます。また、1年と言うと春夏秋冬をすべて韓国で過ごすことになるわけで、寒さ・暑さを考えて洋服だけでもいろんな種類が必要になります。

1年間、韓国留学をするために必要な手続きやお金・費用は事前にしっかり把握しておくことが必須ですよね。今回はそういったことを詳しくご紹介していきたいと思います。

また、1年を通して韓国留学先として人気の韓国の大学の中にある語学学校である語学堂ではどのような過ごし方・生活になるのか、また1年間学校に通って韓国語はどれくらい上達するのかも調べて見たいと思います。

韓国留学の1年費用は?【学費】

まず、1年間韓国留学に行くとなると、一番大きな費用となる学費から見ていきましょう。

多くの人が韓国の大学の中にある外国人向けの語学学校の語学堂に通うと思いますが、その学費をご紹介します。もちろん学校によって費用・制度・カリキュラム・プログラムは異なりますが、平均的な相場として一学期150万ウォン~200万ウォンとなります。

語学堂の1学期とは10週間(およそ3か月)です。4月から学校が始まる日本と違って韓国の場合は3月からなのでほとんどの語学堂が、3月・6月・9月・12月から学期がスタートします。語学堂の場合はどのタイミングからスタートしても大丈夫です。

ですので、一年間語学堂で韓国留学をする場合の学費は、600万ウォン~800万ウォンとなります。レートは常に変動するのであくまでも参考ですが、日本円では50万円~75万円程度となります。

これに加えて、最初に入学のための費用も忘れてはいけません。語学堂での選考費用(およそ5万ウォン~10万ウォン)、日本で用意する書類をそろえるのにかかる費用、そして長期滞在の場合は銀行預金の残高証明書を提出する必要があります。自分の名義の銀行口座にどれだけのお金があるのかを銀行に依頼して発行してもらう書類なのですが、長期の留学を行えるだけの資金があることを証明するためです。金額は学校によって異なりますので、こちらもきちんと確認しておいてくださいね。

一年間いる場合は4学期過ごすことになります。すべての語学堂のカリキュラムを通いたい場合には多くの語学堂は6段階に分かれていますので1年半かかることになりますが、入学の前にはレベル判定の選考試験を受けることになり、日本で勉強をしていった人は初級を飛ばし入学することになる人も多いです。

一年間でどんな勉強をしてどれくらい韓国語が話せるようになるかは後ほど詳しくご紹介します。

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韓国留学の1年費用は?【生活費】

次の費用は生活費です。一年間の韓国留学でどれくらいの生活費が必要になるのでしょうか。

家賃、食費、通信費、消耗品費、交通費、そしておこづかい/交際費などなど。暮らしていくとなるとやはりお金がかかってきます。

生活費の中で大きな割合を占めるのは家賃ですが、これはどんな環境になるのかで大きく変わってきます。韓国留学の場合、語学堂(大学)の中にある寮に入る、もしくは自分で学生向けの一人暮らし施設であるコシウォンやコシテルで暮らすというパターンが一般的です。

こちらはおおよそですが目安は一カ月で30万ウォン~100万ウォン程度と差があります。

生活のための設備が整っていればもちろん高くなりますし、質素な場合は安くなります。チェックしたいポイントとしては、個室の状況(トイレ、シャワー、家具など)、wifiなどのインターネット環境、食事の為の環境(自炊ができるのか、台所はあるのか、冷蔵庫、レンジ、炊飯器など)、洗濯機、食器、調理器具などなど。

まず、韓国留学中に自炊をするのかどうなのかも自分の生活スタイルをよく考えて決める必要がありますね。学校の学食は安くて美味しいし、外食も安くて野菜もたっぷりとれるということで、韓国留学中は自炊はたまにカップラーメンを食べるくらいと、自炊をしないという選択をする人も少なくありません。

施設は充実していればいるほど家賃はもちろん高くなります。一年間という長い期間でなかなか想像がつかないかもしれませんが、日本と韓国は物価にそれほど差はありません。一人暮らしに必要な買い物も韓国では日本と変わりなく便利に買うことが出来ます。

事前に情報を吟味して、予算と自分のスタイルにあったところで決めるようにしましょう。

他の食費、通信費、消耗品費、交通費、おこづかいはどうでしょうか。韓国はショッピングやグルメが楽しい海外旅行先としても人気なので、お買い物好きや食べ歩きが好きな人は出費を抑えるのに苦労するという声もあります。ただ、一般的な留学生としての平均は50万ウォン~80万ウォンくらいというのが多いようです。

しかし、一年間で考えると、途中の長い休みに友達と韓国の国内旅行に出かけたり、一時帰国したりとせっかくの留学中なのでと普段とは違うことを計画する人も多いはず。普段の生活で出費がかさむとそういうスペシャルな体験にお金が足りないなんてことにもなりかねません。

一年という長い期間で行く場合は、お金の管理には特に注意が必要です。長期的に使えるお金を決めて、計画的に過ごすようにしましょう。

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韓国留学に1年(90日以上)行くならビザが必要

費用・お金の話を見てきましたが、足りないなら韓国でバイトをすればいいのでは?と考える人もいるかもしれません。確かに1年韓国に滞在する人であればバイトをすることが出来ます。ただし、きちんと終了が認められるビザを取得していることが絶対条件です。

というわけで、ビザのことも見ておきましょう。1年間韓国に滞在する人はビザの取得が必要です。具体的に言うと90日以上の滞在の場合はビザが必要です。それ以下の期間の短期留学の場合はノービザ(観光ビザ)で滞在がOKですので、パスポートさえあれば手続き上は問題ありません。

語学堂に通う留学の場合のビザは、一般研修ビザ(D-4ビザ)の申請が必要です。手続きとしては学校から発行される入学許可書、一定の貯蓄があることを証明する銀行の残高証明書をそろえて、韓国領事館へ申請します。日本で出発前に手続きをするんですね。

が、韓国に行ってから外国人登録証の申請をイミグレーションオフィスで受けないといけないので、韓国に行ってからも手続きは忘れずに行いましょう。

この一般研修ビザ(D-4ビザ)は以前はアルバイトは認められていませんでしたが、ソウル出入国管理事務所で資格外活動許可というものを受けられれば週20時間という制限はありますがアルバイトが認められるようになりました。

他には、30歳以下という年齢制限がありますが、ワーキングホリデービザ(H-1ビザ)を取って留学する人もいます。こちらはワーキングという名前の通り、アルバイトも可能です。昔は3か月以上同じところで仕事ができなかったり、語学堂などの学校に通える期間が決まっていたりしましたが、今はずいぶん制限が緩くなっているようです。

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韓国留学の1年間はどんな暮らし?

さて、一年間の留学に必要な費用やビザについて見てきましたが、次は具体的に1年を通して韓国でどんな生活を送るのかについて見ていきたいと思います。

一年の韓国の留学となれば一番多いのが新学期となる3月からのスタートですので、そちらを例にとって見ていきたいと思います。

A子さんの場合

高校生のことからK-POPや韓国コスメが大好きで、韓国語の勉強を始めた。大学に入学する前の春休みに韓国に2週間の短期留学の経験があり。大学に入学してからも韓国語の勉強を続け、就職を意識するようになってから、大好きな韓国に関わる仕事がしたいと思うようになり、2年生を終えて一年大学を休学し、本格的に韓国語と韓国文化を学ぶため一年間の留学を決意。

3月からの語学堂に入学するために春休みが始まって早々に韓国留学へ出発。韓国語のレベルとしては、ハングルの読み書きは大丈夫。簡単な挨拶や会話は独学と週一回の韓国語教室でできるようになっているが、ドラマや映画などは登場人物の動きなどから楽しめはするが、たまに正確に聞き取れる文章があるかくらいで、もっぱら日本語の字幕がついたものを楽しんでいる。

最初の1学期は学校と韓国での生活になじむのが精いっぱいであっという間。最初に入ったクラスは一番初級の6級はではなかったものの5級という初心者クラス。しかし、授業のすべてが韓国語で行われることに耳が慣れるのには少し時間がかかった。いろんな国から来ている友達もでき、授業で習った韓国語をすぐに活かしてどんどんコミュニケーションが取れるようになり、ランチを一緒に食べたり、週末には集まってご飯を食べたりして過ごす。

上のクラスにいる人や先に留学に来ていた先輩たちから、いろいろなことも教わりどんどん韓国留学生活になじんでくる。2学期が始まる頃には一人で買い物や散策ができるように。地下鉄もバスにも慣れ行動範囲も広まる。また、学期の終わりには仲良くなった友達が帰国するということも経験するようになる。

午前中が語学堂の授業、そのままクラスメイトとランチ、午後は学校内の勉強スペースで雑談をしながら予習、復習もこなす。大学に通う韓国人のお友達もできて集まり(モイム)などにも参加することがあった。

食事は、朝は簡単にコンビニで買ったもので済ませたり、学校の売店でパックのドリンクで済ますことも多かった。平日のお昼は基本学校の学食。校内が広いので一か所だけではなくいろんな学食を開拓し、その日の気分で友達と食べに行く。夜は寮の食事がある友達は寮に帰って食べて、食事がない人はブンシクと呼ばれる定食屋さんや中華料理店などで済ますことが多かった。週末は地下鉄に乗って遠出をして、ファーストフードを食べたり、ポチャンマジャと呼ばれる屋台で食べたり、たまにはサムギョプサルを食べながらお酒を飲んだりもした。

日本の夏休み、冬休みの時期は、日本から友達や家族が遊びに来ることもしばしば。培った韓国語を活かし、ガイドを務める。ただし、新スポットの情報などは現地に住んでいる留学生よりも日本からの旅行者の友達の方が詳しかったりということも多い。

新年のカウントダウンは韓国の若者が多く集まるお店で同級生と集まってお祝い。が、韓国のお正月は旧暦が本番なのでお休みは短い。学期の合間の休みを利用して、高速バスで慶州(キョンジュ)と釜山(プサン)に旅行にも行った。地方の方言も何とか聞き取れていた。

最後の学期を迎えるころには荷物がずいぶん増え、持ち帰れない分はまだまだ残る後輩に譲り、大きなものは厳選し国際便で送るものもあった。帰国後はちょっと日本の生活になかなかなじめないこともあったが、学校に復学し、夏休みなどは格安航空券を使って何度も韓国に行っている。現在は韓国語を活かした仕事を探し、韓国語検定試験の勉強に励む。

ざっとですが、A子さんの一年間の韓国留学の生活を振り返ってもらいました。

韓国留学に1年行くと韓国語は話せるようになる?

ここで気になるのが、1年間留学をしているとどれくらい韓国語が話せるようになっているか?ですよね。出発前にハングルの読み書き、挨拶くらいは勉強をしていったA子さんですが、やはり最初はナチュラルなスピードの韓国語にはなじめずに苦労もしたようです。

しかし、わからないなりにどのようにこちらが話しかければいいのかなどの経験を積み、多くの人のいろんな韓国語に触れることを通じてどんどん上達していきます。

半年過ぎたころには、初対面の人とでも韓国語で話せるようになり、買い物や食事は困らないようになれたそうです。そしてどんどんテレビも理解できるようになってきたそうです。しかし、終わりの頃でも顔の見えない電話での会話や、難しい書類や新聞など長文はまだまだ分からない単語も多く、辞書が無いと困るそうです。しかし、長文の中でも、ポンポイントで調べる必要のある単語はどれなのかがわかるようになっていたそうです。動詞なども知らない単語で活用されていても語幹から元の原形をつかみ、調べられるようになっていたそうです。

帰国する頃には会話や読み書きはデキるようになったという自信はある程度付いたけれども、逆にもっと本格的に韓国語が自信を持ってできるというレベルになる為に、ボキャブラリーを増やし、長文を読めるようになりたいとより勉強への意欲が具体的に増していたそうです。またしっかり韓国語のスキルを示すために韓国語能力試験などの資格も取りたいと思うようになったそうです。

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韓国留学1年【春・夏・秋・冬】はどんな気候?

最後に、1年を通して韓国の四季での生活もご紹介しておきましょう。基本的には日本とよく似た気候なので夏は半そでで、冬はしっかり防寒をして過ごすことになります。

春には桜も咲きます。秋には紅葉も楽しめます。日本と似ているけどやっぱりどこか違う、懐かしいけど韓国で独特な四季折々の自然を一年を通して感じられるのはやはり長期留学の醍醐味でしょう。

夏はそれほど日本との差を感じないという人が多いですが、冬は日本よりも寒さが厳しいという人が多いようです。特に顔まわりの寒さが答えるということで、手袋、耳当て、帽子などそういった防寒アイテムを日本よりも使っていたという人が多いですね。しかし、オンドルという床暖房をはじめ、建物の中はとても暖かい為、アウターはしっかり分厚いものにして、脱ぐと案外薄着が過ごしやすかった、日本から持っていくのも使ったけれども韓国でも安くて良いものが買えるので、かさばる冬の防寒具などは最低限にして調達するのが良かったという意見もありました。

韓国留学の1年はどんな一年?まとめ

韓国留学の1年はどんな一年?ということで、必要な費用やビザ、またどんな生活になるのかなどを見てきました。一年間学校に通うとなると、生活にもすっかり慣れて、韓国語も上達するようですね。また帰国後も勉強をまだまだ続けるという人もたくさんいるようです。韓国の季節も一通り経験し、多くのことを経験できる一年間の留学は本当に貴重なようです。

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